| 斎 行 日 | 時 間 | 祭 典 名 | |
| 9月 | 23日 | 午前8時 | 秋季皇霊祭(秋分の日) |
| 23日 | 午後12時30分 | 小笠原流弓馬術三三九手挟式 | |
| 30日 | 午後4時30分 | 末社 月読神社 中秋祭 | |
小笠原流弓法の起こりは、清和天皇の御代、約1100年前になります。当時はまだ小笠原姓は名乗っておらず、弓法を確立した事により源姓を賜り、将軍家(源氏)の弓術指南役となりました。承安4年(1174年)、天皇より小笠原号を賜り、以来、将軍家(源氏・足利・徳川)の師範としてその弓術を正しく現世に伝えています。
今日、弓道の会合には矢渡し・射礼等が必ず行われますが、その射礼には大的式・百々手式・三三九手挟式などがあり、これらの儀式は室内での儀式として考えられたものであります。
日本書紀によれば、天照大神の御孫神、第三代の尊神が下界日本国に降臨の時、この国の魔鬼を退治するため、天稚彦(あめわかひこ)という神に天鹿児弓(あまのかこゆみ)・天羽々矢(あまのはばや)を賜りて魔鬼を退けさせたといいます。この後、弓術は、「魔鬼を鎮め天下を泰平になす事、皆一張穹の勢たり」として武家社会に浸透しました。
この射礼(三三九手挟式)は、弓道大会を開始するにあたり、各人の心身を共に正し、邪心を祓う儀式です。的の大きさは九寸角、串にはさんで立てます。射手より的までの距離は九間。古式にのっとり、厳粛な儀式が奉納されます。
笠間稲荷神社の境内に祀られています月読神社(御祭神 月読尊(つきよみのみこと))のお祭である「中秋祭」が旧暦8月15日(新暦9月30日)に斎行されます。
中秋の名月は十五夜と呼ばれ、古来、観月の好時節とされ、昔は月下に酒宴を張り、詩歌を詠じ、すすきを飾り、団子・里芋・枝豆・栗などを盛り、神酒を供えて月をながめて楽しみました。
「中秋」とは旧8月を言い、旧暦では7・8・9月を秋とし、各々を初秋、中秋、晩秋と呼んだのに由来します。そして中秋15日の満月の日を特に中秋節といいました。
中秋の名月を鑑賞する風俗は、平安時代、中国より伝わり貴族の間に取り入れられ、しだいに武士や町民へと広まっていきました。農民の間では農耕行事と結びついて、収穫の感謝祭としての意味を持っていました。中秋の名月は「芋名月」とも呼ばれますが、このことは里芋など芋類の収穫儀礼であった事に由来しています。
こうして庶民の間で、年中行事として長く伝承されてきました。